縁の下の力持ちは下腹部に

スタッフの金子です。

風が吹いているか否かで日中の体感温度がずいぶん変わってきたなと感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

ラニーニャ現象の影響で今年の冬は寒くなるという話で、すでに夜から明け方の寒さを感じるため掛け布団を冬用に交換し冷え対策としています。

 

私は両親と同居しているのですが、寒くなってきたこの時期は夜間トイレに駆け込む足音がよく聞こえます。

こういった夜間に同じようなサイクルになって悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

私自身も夜間ではないですが近年トイレが近い傾向があるため気になっているところでした。

 

原因は複数考えられていて、本当に何とかしたい場合は自己判断はせず泌尿器科への相談をして個々の原因をはっきりさせるのが原則となります。

その上で、原因の一つである下腹部周辺の筋力低下は当院にも関係してくるため今回はそちらの面からお話ししたいと思います。


【縁の下の力持ち:骨盤底筋群】

加齢や生活習慣によって筋力低下が進むことは何度かお話していますが、排尿に関する事柄では骨盤底筋群の衰えが関わってきます。

・メタボ体型

猫背気味のクセがある

・座っている時間が長い

・トイレや重い物を持つ際力んでお腹に圧がかかる

楽な状態を続けたり、逆に偏った負荷を与え続けると骨盤底筋群の働きが弱くなってきます。

 

【骨盤底筋(こつばんていきん)群とは?】

骨盤の底でハンモック状に張り付いていて、複数の筋肉(11種)で構成されています。

 

役割としては以下のようなものが挙げられます。

・膀胱、子宮、内臓を下から支える

・横隔膜、腹横筋、多裂筋と連動して体幹部分として姿勢を整える

・上記の筋肉とともに呼吸の際に収縮す

 

インナーマッスルになるので腕や脚、腹筋の表面から見える部分で衰えが判断しづらいですが、下腹部がポッコリしてきたりお尻の垂れ下がりのようなスタイルが気になる場合は衰えのサインと言えるでしょう。

 


【どうやって鍛えていくか?】

通常のお腹周りの筋力トレーニングは骨盤底筋群へのアプローチには不向きになります。

腹筋運動で過度に負荷をかけると腰の他に腹圧がかかって骨盤底筋群に負担をかける可能性があるからです。

 

シンプルなアプローチとしては深呼吸をして脱力した後、お腹ではなくお尻の穴(括約筋)辺りに力を入れて再び息を吐いて脱力するを繰り返すと下から押し上げる力が骨盤底筋群への刺激となって効果が期待できます。

座っている最中でも可能ではあるためスキマ時間に意識してみると良いと思います。

 


体幹部のインナーマッスル強化はスッキリとしたスタイルの維持や姿勢の改善に留まらず、腰痛の予防や血流の促進、内臓の活動を助けてくれます。

とはいえ仕事や家事・家族が優先になるため自身の身体は痛みが出ないと意識するのが難しい、継続した運動が出来ないという方も多いでしょう。

 

当院でも肩の痛みや腰痛、膝の痛みなどに対して痛みを軽減させる他に、予防的な観点からメンテナンスコースの施術と合わせて腰や関節に負担をかけずに寝た状態でインナーマッスルに作用するトレーニング機械を導入しています。

生活の質を向上させるために時間と環境を意識的に作る事も一つの変化を与えるきっかけになると思いますので、筋肉の緊張や筋力の低下による不調とされて次の手立てを見出せない方もご相談下さい。

つらい腰痛・肩こり・膝痛にお悩みの方は埼玉県深谷市の腰痛改善『のぞみ整骨院(接骨院)』へ

腰痛をはじめとする筋肉・関節の痛みは多様化しており長期にわたって治療を続けている方も多くみられることから、当院では、患者様のニーズに合わせた自由診療に力を入れた治療を行っております。
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