10月からそのまま冬場の寒さに向かうと思いきや、日中の温度が朝の服装だと暑く感じる位でお天気に振り回されてしまっている今日この頃いかがお過ごしでしょうか？

スタッフの金子です。

とはいえ天気が良ければ出かけやすいのでこれからの時期良いかもしれませんね。

深谷市もアウトレットがオープンし、先日も実業団マラソンが開催されコースとなっていました。

感染対策は忘れず、しかし日々の生活が少しでも以前のように活気あるものになる事を願うばかりです。

ワクチン接種も前回から3ヶ月が経過で次の接種に早まったようで、両親にもオミクロンに対応した5回目のワクチン接種券が届きました。

私は先月4回目としてオミクロン対応ワクチンを接種したのですが、12時間経過～24時間程度の半日は39℃の熱と腰やふくらはぎの炎症が副反応として出てしまいました（厚労省のデータによると５％程度の確率）

両親は今週接種を終えて副反応はどうか気にしていましたが、1～2回目の時ほど強く出ていなかったようで一安心。

早くインフルエンザ予防接種位の頻度になってもらいたいなと思いつつ手洗いうがいの基本を忘れず過ごしております。

 

そんな「炎症」ケガの時も病気の時も痛くて辛いですよね。

ただ、大事なんですが炎症というのは

 

炎症が起きる　→　痛くなる

のではなく

痛くなる　→　炎症が起きる

 

の順番で、痛みを修復させようとする働きとして炎症が起きるのです。

今日はそんな炎症についてお話をしていきたいと思います。

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【「３つの原因」と「５つの反応」】

炎症が身体にとって害のあるものではなくむしろ身体を良くするために働いています。

 

ギックリ腰や捻挫、突き指で出る腫れや熱感

風邪などでの発熱

花粉症などのアレルギー症状ででるかゆみ

 

これらはすべて炎症によるものです。

今挙げた内容が３つの原因と５つの反応であり

 

「３つの原因」

・物理的因子：外から力が加わって筋肉を傷めたりヤケドで皮ふに刺激が入る際に起きる

・生物学的因子：細菌、ウイルス、寄生虫が体内に入った際に排除するために起きる

・化学的因子：薬品、塗料の化学物質や金属製品によって引き起こされるアレルギー反応

 

「５つの反応」

・発赤（はっせき）…赤くなる：毛細血管が広がって血液の流れを良くし修復を速める働き

・発熱（はつねつ）…細菌やウイルスを熱で除去する＋体温を上げて免疫力を高める働き

・疼痛（とうつう）…痛み：異常を脳が認識して動きを制限、安静を促すための働き

・腫脹（しゅちょう）…腫れ：血液や体液を溜めて菌を除去、傷ついた個所の修復を速める働き

・機能障害（きのうしょうがい）…上記４つが起きる事で身体の動きを制限し安静を促します

 

内容的に重複した部分はありますが、炎症の諸症状はダメージを受けた身体を守る・再生させる役割なのであり炎症が自分を辛い状態にしているわけではないのです。

 

ちなみにケガした際の応急処置としてRICE処置というものを以前紹介したことがありました。

安静にする（REST）

冷やす（ICE）

圧迫する（COMPRESSION）

挙上する（ELEVATION）

その中で近年の研究では痛めた所（＝炎症が起きた所）を冷やす事は一時的な緩和が目的であるというのが現状です。

 

とはいえ病気の高熱やギックリ腰の急性の痛みなどで出る炎症をそのままにして自然回復を待つのも適切とは言い難いところです。

大事なのは判断ができない状態で対処し状況を悪化させない事。

痛めたところを温めたり、筋肉が固まっていると思って動かしたり伸ばして痛みを強くして相談されるケースも過去見られました。

 

病気にしてもケガにしても一人で考えるより専門機関を受診する事で好転する場合が多いため「これ位で受診していいのか」と思わずお電話なりでお話しいただければと思います。

 

 

 

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