寒い日と暖かい日を繰り返す今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか。受付の正木です。

今年もバレンタインデーがやって来ました。買い物に行く先々でも、チョコレートコーナーは大人気です。若い学生さんから御年配の女性まで、皆さん熱心にチョコレートを選んでいます。もうすっかりお馴染みの国民行事になりましたね。

今ではチョコレートをプレゼントする日として知られているバレンタインデーですが、その起源は３世紀のローマまでさかのぼります。当時のローマでは故郷に愛する人を残してくると士気が下がるとして、兵士たちの結婚を禁止していました。そんな中政策に反対し隠れて多くの兵士たちを結婚させていたのが、バレンタインという名の司祭でした。しかし掟を破っていたことが知るところとなり、バレンタイン司祭は投獄され死刑になってしまいました。そして後の４９６年ローマ教皇ゲラシウス１世がバレンタイン司祭を忍び、彼が処刑された２月１４日を聖バレンタインデーと定めたのでした。

日本に初めてバレンタインの名が登場したのは１９５６年ころ。欧米諸国のバレンタイン文化を日本に取り入れようとする動きが始まりました。そして現在のように女性から男性にチョコレートを渡すというのが定番になったのは、１９６０～７０年代頃と言われています。

さてこのチョコレート、美味しいだけではなく身体に嬉しい効能もあります。チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれるカカオポリフェノールには活性酸素を抑える作用があり、動脈硬化を防いだり血管を広げて高血圧や冷え性、血栓を予防します。またチョコレートを食べたり香りをかぐと集中力や記憶力が高まるという事も実証されており、テォブロミンという成分が精神をリラックスさせストレスを軽減することがわかっています。仕事や勉強や育児でちょっと疲れてしまった時、なんだか落ち込んだ気分の時、チョコレートを食べてほっと一息つけるといいですね。

それにしても最近のバレンタインデーは、女性から男性に限らずチョコレートを渡す日になってきているようです。我が家の息子たちが高校生の頃、彼女に渡すチョコレートを夜中までかかって作ってるのを見て時代は変わったな～と思いました。かく言う私も、今年は夫の他に妹の旦那さんと姪っ子２人にもチョコを用意しました。こうして日頃お世話になっている人に気軽にプレゼントできるバレンタインデーも、まあいいんじゃないと思っている私です。

皆様も楽しいバレンタインデーになりますように。

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